Google Colab ライブラリの再インストールをしなくても済むようにしてみた(自分用)
Google Colab のライブラリ再インストールが面倒、、、、
ご存知の方も多いかと思いますが、
Google colaboratoryにpipインストールしたライブラリは、
何かしらのタイミング(ランタイムの切断??)によって削除されます。
再度インストールすればいい話なのですが、
インストールに時間のかかるライブラリ等面倒なので、対応していきます。
イメージとしては、Anacondaやvirtualenvのように仮想環境を用意してあげる感じでしょうか。
大まかな流れとしては以下のようになります。
1.Google Driveに、ライブラリを保存しておくモジュールフォルダを作成
私の場合、Colab Notebooksの中に、
「my_env1」というディレクトリを作成しました。
使うノートブックの環境ごとに分けておくほうが無難な気がします。
2. モジュールフォルダにライブラリをインストール
Colab に戻って pip の install コマンドを入力し、
モジュールフォルダにライブラリをインストールします。
このとき、--target option
を付けます。
!pip install --target /content/drive/MyDrive/Colab\ Notebooks/my-env1 「インストールしたライブラリ」
Colabと Notebooks の間に space が入っているので、
\ (backslash)でエスケープしておかないとエラーになります。
3. Colabではモジュールフォルダのライブラリを呼ぶ
sys.path.append() で自分専用モジュール置場の場所を Python に教えてあげます。
上記の1, 2と違って、この操作は Colab を立ち上げるたびに行う必要がありますが、
notebook に書いておけば済む話なので問題になりません。
参考