joda!!

jodaによるプログラミング芸

僕が損切りしてあげる 使い方

  • コンセプト

「僕が損切りしてあげる」は、損切りとエントリー位置の大切さを学ぶ、

ということをコンセプトとしています。

 

相場で大負けする原因の一つは、「損切りができない」ということです。

跳ね返りそうだし、もう少しだけ損切りを遠くしよう、、、

損切りをどんどん広くしていませんか?

損切りは広くすればするほどできなくなります。ハイレバの場合は尚更です。

どんなに勝利を積み重ねても一度の損切りミスが全てを台無しにします。

 

今回紹介する「僕が損切りしてあげる」は、強制的に損切りを入れることによって

一度の大負けをなくします。

また、強制的に損切りが入る状態で勝利するためには、

エントリー位置をよくするしかありません。

損切りシステムによってエントリーを学ぶとはそういうことです。

ついでに資金管理もつけておきましたのでうまく使ってください。

 

これを使って負けたときは、

1運が悪い(天井、底損切り)

2方向が間違っていた

3エントリー位置が悪い(方向はあっていたが損切り)

です!

ダウンロード希望の方コメントお待ちしております。

 

  • EAの導入
  1. まずMT4の設定を行います。
    ツール→オプションをクリックします。
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    すると、下のようなオプション画面が開きますので、
    上部エキスパートアドバイザタブを開き、
    「自動売買を許可する」 と 「DLLの使用を許可する」
    にチェックを付けます。

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    当EAは勝手にポジションを持つことはありませんのでご安心ください。
    MT4側の設定は以上です。

  2. EAをダウンロードしましょう。

  3. EAを利用できるようにしていきます。
    左上のファイル→データフォルダを開く をクリックしていきます。

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  4. フォルダが開かれますので、
    MQL4→Expert を開き、Expertの中にEAのファイルをコピペします。

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  5. 一旦MT4を終了し、再起動します。

  6. 左上のナビゲーターを開き、
    先ほどコピペした「bokugasonngirisiteageru」をチャートに
    ドラッグ&ドロップします。
    チャートは何でも構いません。
    何かしら1つのチャートに挿入すれば、
    すべての注文に対して損切りが入ります。

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  7. EAをチャートにドラッグ&ドロップすると
    下記のような「Expert-・・・・」の画面が開きます。
    ↓のように、全般タブを開き、「自動売買を許可する」にチェックを入れます。(僕が損切りしてあげるがポジションを持つことはありません。
     決済注文のみを入れます。)

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  8. 「パラメータの入力」タブを開き、好みのパラメータを入力します。
    パラメータの詳細については以下の「機能説明」に記載します。

  9. OKをクリックします。この時点でEAのチャートへの挿入は完了です。

  10. 最後に、MT4上部の「自動売買」ボタンをクリックします。
    左の停止マークの時、システムは動きませんが、
    エキスパートログにエラーが出続けます。
    右の再生マークの時、システムが動きます。

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  • 機能説明
  1. ポジションに対してストップロス(以下SL)を自動的に入れます。
    SLの位置はパラメータによって選択可能です。
  2. 損切り分の値幅の含み益が出た時点でSLを自由に変更することができるようになります。ただし、再び建値を割ると強制的にSLが入ります。
  3. loscut_pointsで損切りした際、
    損失がloscut_percentとなるような推奨ロットを表示します。

 

「僕が損切りしてあげる」は以下のようなパラメータを持ちます。
パラメータとは、EAの動きの設定みたいなものだと思っていただいて結構です。

 

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パラメータは、値の欄をダブルクリックすると入力できます。
それぞれのパラメータについて解説していきます。

  • 補助
  1. Passcode
    パスコードを入力します。正しいパスコードを入力しないとEAが起動しません。

  2. BETWEEN
    ポジションを監視する頻度(秒)を決めます。
    入力した秒数毎にポジションを監視してSLを入れたり、成り行き損切りしたりします。

  3. slippage
    ほとんどあり得ませんが、成り行き損切りとなった場合のスリッページを設定します。単位はpointです。

  1. fontSize
    推奨ロットの文字の大きさを設定します。

  2. x_distance
    推奨ロットを表示する位置を決めます。
    チャートの左端からピクセル単位で調節できます。

  3. y_distance
    推奨ロットを表示する位置を決めます。
    チャートの上端からピクセル単位で調節できます。

  4. Color
    推奨ロットの文字色を設定します。

  • モード
  1. range_mode
    損切り位置の設定です。
    constant_pointsの時
    →loscut_pointsの値幅にSLを置きます。
     単位がpoint(Axioryならpips*1/10)なので気を付けてください。

    ATRの時
    →下記のATRのパラメータで設定したATRの値幅にSLを置きます。

  2. balance_mode
    onにすると証拠金によるSLを適用します。
    1つのポジションのロットに応じて、損失が下記のloscut_percentで指定した%になるような位置にSLを置きます。
    ただし、一定ポイント損切りATRでの損切りと比較して狭いほうが選択されます。
    また、口座残高ではなく有効証拠金からの%となるので気を付けてください。

    例)
    loscut_percentが5の時
    損切りが有効証拠金の5%となるような位置にSLを置きます。
    10万円の有効証拠金で1ロット持つ→5pips損切りになるようにSLを置く

  3. OpenpriceCut
    ONにすると、損切りの値幅分の含み益が出た際に、自動的に建値カットを入れるようになります。

  1. loscut_points
    range_mode が constant_pointsの時、SLを入れる値幅を設定します。
    単位がpointなので気をつけてください。
    また、loscut_pointsで損切りした際、損失がloscut_percentとなるような推奨ロットを表示します。

    例)loscut_points 500
      loscut_percent 5
      有効証拠金が10万円の時
      →50ピップスで損切りしたときに損失が5%になるロットが表示される
      →0.1lot      と表示されます。
  1. ATR_timeframe = PERIOD_H1;
    range_mode が ATRの時、ATRの時間足を指定します。

  2. ATR_period = 24;
    range_mode が ATRの時、ATRの期間を指定ます。

  3. ATR_mult = 2;
    range_mode が ATRの時、ATRにかける倍率を指定します。

  4. loscut_percent = 5;
    また、loscut_pointsで損切りした際、損失がloscut_percentとなるような推奨ロットを表示します。ATRモードの際も適用されます。

    わからない部分があればコメントください。
  • 注意点
  1. あくまでも1ポジションに対して、損失がloscut_percentとなるようなSLを入れます。すなわち、複数ポジションを持った場合、損失がloscut_percentで収まらない可能性が高いです。推奨ロットも同様です。
  2. アキシオリー基準で作成していますので他の証券会社だと正常に動作しない可能性があります。
  3. EA挿入時にすでにポジションを持っている場合、強制的にSLが変更されます。
    また、ストップレベルといって指値指値を入れられない価格帯が存在します。EA挿入時に、SLを置くはずの価格がストップレベル内だとExpertログにエラーを出力します。
  4. 一定%損切りスワップポイントや手数料は含まれません。
  5. ゴールド、シルバー、日経、SP、オイルなどの為替通貨ペア以外には現時点で非対応です。アップデートしていきます。
    為替通貨ペア以外の銘柄でポジションを持っても損切りは入りません